サラリーマンのお腹

過敏性腸症候群で苦しんでいたサラリーマンが人並みのお腹に復活するまでの軌跡

お腹のための毎朝の習慣

お腹が痛くならないために

出勤前の朝食をどうしようか、試行錯誤しました。

まず考えたのが、途中で出したくならないよう最初から食べないこと。朝は緑茶とお菓子一口だけという時期がありました。なるべく胃に食べ物を入れないように、、。それにプラス正露丸
しかし、こんな方法お腹にいい訳がありません。この時期はまったく状況は改善されず。

次に試したのは、食物繊維豊富と聞き、温かいココアを飲むようにしました。ココアの水溶性食物繊維が便の余分な水分を吸収してくれるらしいので、便がゆるくなくなれば急激な便意は無くなるのでは、、と考えたのです。でも、これでもあまり良くはなりませんでした。

この間、病院に行って症状を伝え、過敏性腸症候群の薬をもらいました。イリボーとビオフェルミン整腸剤です。

その後は、毎朝ココアを飲んで、この薬を飲むようになりました。

さすが病院でもらう薬です。欠かさずに飲み続けていると、お腹の痛くなる頻度が減ってきました。大分落ち着いてきたようです。もうこの薬が手放せなくなっていましたが、少し心配なこともありました。

このままずっと薬に頼っていていいのだろうか、、、?

こう考えるようにもなり、特に効き目の強いイリボーは毎朝飲むことは止め、ビオフェルミンだけにしてみました。それでもお腹の調子は落ち着いていました。

考え方を変える

その後インターネットでいろいろ調べて、腸内環境を整えるには納豆菌や乳酸菌が良いということを知り、朝食に納豆ご飯を食べ、味噌汁を飲むようにしてみました。

この頃から、便を止めるのではなく、すっきり出すということを考えるようになりました。

また同じ頃、中国茶の専門家と話す機会があり、胃腸に良いお茶は無いかと相談してみました。そこで薦められたのが「苦丁茶」。とても苦いお茶です。

まず朝起きて、苦丁茶を飲んで胃を温める。そして納豆ご飯と味噌汁。食べ終わった後にも苦丁茶をもう一杯。そしてビオフェルミン

この朝食を続けることで、お腹の状態も落ち着き、便もすっきり出るようになりました。

しばらくして納豆ご飯ばかりも飽きてきたので、苦丁茶は飲みつつ、食べる方をトーストとジャム、果物に変えてみました。それでももう問題無し。

やはり便を止めるよりも、腸内環境を整え、しっかり出すことが大事だと分かりました。

今では、、

今では、朝のお通じのため、前夜にヨーグルトやバナナを食べています。そして朝には、苦丁茶を飲み、なんとフルグラにヨーグルトをかけたり、牛乳をかけて食べることもできるようになりました。朝に乳製品を摂るなんて自爆行為でしたが、食べ過ぎなければ大丈夫になりました。そしてもちろん食後はトイレでしっかり出します。

もうイリボーもビオフェルミンも普段は飲んでいません。たま~にお腹がゆるい時に飲むぐらいです。