サラリーマンのお腹

過敏性腸症候群で苦しんでいたサラリーマンが人並みのお腹に復活するまでの軌跡

電車通勤がつらくなり始めた

就職してすぐ、電車通勤がつらくなりました。

24歳ぐらいの頃のこと。

電車で1時間ちょっとの通勤。ある朝、満員電車に揺られていると、突然の腹痛が襲ってきました。急行に乗っていたので、次の駅までしばらく時間があり、普段ならなんてことないこの時間も、この時は地獄のように長く感じました。

音楽を聴いて気を紛らわし、やっと着いた次の駅で急いで降りてトイレに駆け込みました。しかし、トイレは全てふさがっていました。朝のトイレは混んでいるのです。

仕方ないので、携帯をいじって気を紛らわしたり、うろうろ歩き回ったり、用具入れのドアを開けてここで、、、などと考えたり、隣の女子トイレは空いてるのか、、、なんてことも考えてみたり。かなり不審な行動をとりながら順番を待ちました。

精神を集中し、神頼みもして、なんとか無事に用を足すことはできました。ところが、このときの地獄のような感覚が強烈で、このあとも忘れられなくなりました。また、いつあの腹痛が襲ってくるのか。。

このとき以来、朝の通勤電車がつらくなったのです。

毎朝家で用を足しても、電車に乗ると突然便意が襲ってくることがあるのです。ひどいときは、家から最寄り駅までの徒歩10分の間に、便意に襲われることもありました。

こんなことが続くようになり、通勤区間の駅のトイレの場所、コンビニなどは全てチェックしておくようになったのです。